数年前に、日本のクラシック音楽家を代表する 武満 徹(タケミツ トオル)が作曲した「Distance de fée」(妖精の距離)という、バイオリンとピアノのための曲を初めて聴きました。とてもきれいで滑らかな旋律、興味深い調和や空間を感じて、将来弾きたいなとその時思いました。一昨年の秋、その曲を取り上げることになりました。
ある日、練習中に、YouTubeでその曲の様々な演奏を見ました。そのうちの一つの動画は、演奏にあわせて、日本の詩が画面にながれてました。とても奥深い内容の詩で、理解はさておき、小学四年までしか国語を勉強しなかった私にとって、その詩を読むのがとても難しいことでした。しかし、その詩について考えることによって、曲をより深く表現することが出来るのではないかと思って、詩の一つ一つの言葉について考えました。
曲を演奏する時には、「翻訳」の作者が言うように、観客にとってある一種の移植作業がおこなわれます。その作業の中で曲により忠実であるには、演奏者はある程度納得の行く解釈をしなくてはなりません。 演奏する際、曲により忠実になるため、その曲が生まれたときどんな世界があったのか、武満さんがどういう環境にいて、どんな景色やものに影響されていたのか、それを想像することによって、自分の中の解釈が 導かかれるのではないのかと思いました。 先々日本人の作曲家の音楽を弾くには、日本の文化を文学や歴史など様々な視点からもっと学ぶのが必要だなと思い、まず日本の文化へ近ずくには日本語は欠かせないので、今年日本語を勉強しています。
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