Friday, March 16, 2012

東日本大震災追悼コンサート


3月6日に, Salon de virtuosi (サロン・ド・ヴイルトーゾ)主催の 震災の犠牲者へのコンサートで演奏させていただきました。コンサートは、ニューヨークの日本大使公邸で行われ、廣木大使ご夫妻をはじめ、80人のお客様が出席されました。このコンサートは、チェリストのクリスチーナ・レイコ・クーパーさんとのジョイントコンサートで、私は前半に演奏し、クーパーさんは後半に演奏されました。


コンサートをバッハのG線上のアリアという曲で始めました。この曲は、東日本大震災の犠牲者を追悼するために弾きました。バッハのG線上のアリアは、元々チェロのために作曲されたのですが、様々の編成にアレンジされ、今回は、バイオリンとピアノで演奏しました。

この曲は、去年の夏に、小澤征爾先生のもとで、弦楽のオーケストラのために編曲されたものを勉強し、その時も東日本大震災で犠牲になった方々のご冥福をお祈りするため、何回か演奏する機会がありました。バイオリンとピアノでこの曲を弾くと、オーケストラで弾いたときとは、音の感覚や響きが変わります。夏に演奏した時と、曲にたいする考えや思いは少々変わったとはいえ、曲に対するその大元の思いを、今回バイオリンとピアノの音色でどう表現するかということを考えました。

バッハのG線上のアリアの後、ブラームスのバイオリンとピアノのための三番のソナタから第一楽章、チャイコフスキーのワルツスケルツォ、そして最後にラベルのチガーヌを演奏させていただきました。

長い間、東日本大震災のために何か出来ないかと思っていたので、この度、東日本大震災から一年たつ今、その犠牲者を思って演奏させていただく機会があり、本当に光栄に思っています。

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